くうねるところ

ブログとは、そもそも読まない、か、読み流すものである(と俺は思っています。)

騙し方講座(?)。よくある話。健康法とか。実際のところどうなのよ?

騙しのテクニックを学ぶには、物語を活用するのがよいです。

具体的には、「釘のスープ」「時そば」あたりが、おもろいですな。

 

えー、騙しのテクニックうんぬんかrた話を始めてしまった手前以下段落を続けにくし。

以下の具体例として、とある健康法について触れようと思っているのだが、なにもその健康法が騙しだ、と言いたいわけではない。ただ、本当のところどうなのよ?とは思っている。

 

いつだったが、パン食はあかん、ってな本が流行った。僕の周囲にも、その本に影響された人々がいた。また、僕自身、その本は直接読まなかったが、その本に影響を受けた人々から影響を受け、ほな、パン食やめよかな、と食生活を切り替えたことがあった。何が言いたいのかというと、僕はその本を読んでいない。なので、以下の文章は、その本への批判ではない。

仮に、以下の文章の趣旨を一文にまとめるなら「本当のところどうなのよ?」というもの。

「パン食はよろしくない、というのは、実はただの思い込みじゃないのかしら?その可能性をみんな検討しようぜ」である。ちょっと長いな。まとまっていないが、まあ、よかろう。

 

僕の疑問は簡単である。

「パン食をやめて、胃もたれがなくなった、痩せた、などと健康アピールしている人々がいるが、ほんとうのところどうなのよ?」

「パン食をやめた」だから「健康になった」

と果たして断言できるのか?

 

もちろん、胃もたれ感がなくなったり、肥満気味の人が痩せたり、あるいは、痩せたいなあ、と思っていた人が自分の思い通りに痩せられたことは、いいことだ。とってもいいことだ。すばらしい。すばらしいのである。

 

その辺は事前に断言しておく。

 

が、「パン食」=健康被害、なのかしら?

 

ここで、冒頭にふれた「釘のスープ」である。

「釘のスープ」とは、まあ、そういう絵本があるのである。

ある日、狼さんが、めんどりさんを喰っちまおうとする。

すると、めんどりさんは狼に食われたかないから、とっさのひらめきで

 

めんどりさん「私を食べるより、釘のスープの方がとっても美味しいわ」と足元に転がっていた釘を拾い上げて狼をそそのかす。

 

狼は、半信半疑で、「じゃあ、今すぐ、釘のスープを作ってみせろ。本当に美味しかったら釘のスープで満足してやる。が、まずかったら、腹いせにお前を喰っちまうからな」とうんぬん。

 

めんどり「けど、釘のスープには、釘以外にも、材料がいるのよ。水でしょ、玉ねぎでしょ、椎茸でしょ」とうんぬん。

 

てなわけで、狼さんは、めんどりに言われるがまま、様々な食材をかき集め、めんどりさんは、その狼がかき集めた食材を釘と一緒にぐつぐつ鍋に煮込むのである。

 

で、最後に、釘を鍋から取り出し、「さあ、釘のスープの出来上がり。召し上がれ」

 

で、釘のスープはとっても美味しく、めんどりさんは狼さんに食われずに済んだのである。

 

まあ、釘がスープの出汁になった、というわけではなく、釘以外の食材がうまかったってだけなのである。狼さんは、釘こそそのスープの美味しさの秘訣だと勘違いしたのだが、そんなことはなく、ただ美味しいスープに釘を入れておいただけなのである。

その辺がこの物語の教訓なのだろう。教訓っていってしまうと、大げさというか、肩肘張りますが。

 

で、パン食=健康被害説にも同様のミスリードがありえないかしら?と思うんですね。

 

僕たちが、普段食べるパンってどんなパンでしょう?

コンビニ、スーパー、パン屋さん、さまざまな場所でパンを買う。

そして、それら僕らが普段手にするパンの多くには、種々様々な原材料が投入されているわけです。

パン食=健康被害説は、パンにしようされる小麦粉があかん人にはあかんのや、アレルギー反応起こす場合があるんや、って話だったと思うのですが、僕らが食べるパンの多くには、小麦粉以外にもいろんな原材料が入っているわけである。

それら原材料のどれが健康によく、どれが健康に悪いのかは知らない。体質や製造方法や保管方法や、食べ方などにもよるだろうし、そもそも何を持って健康的かというのもようわからん。

 

が、「パン食をやめて、元気になった」という人々は、別に、パン食をやめたから元気になった、とは限らないのではないか。

たとえば、その人にとってパンといえば、コンビニで購入するクリームパンのことであり、実は、パンそのものではなく、パンに包まれたクリームが、彼の健康を害していただけかもしれない。

クリームパンじゃなくって、あんぱんかもしれないし、ピザパンかもしれないし、焼きそばパンかもしれない。単に、パンうんぬんではなく、カロリーを過剰摂取していただけかもしれない。

 

まあ、知らんけど。

 

何はともあれ、「パンを食べなくなったら、元気になった。もう金輪際パンは食わんわ〜」っていうのは、まあ、別にいいんだけど、てか、元気になったならめでたしめでたしなんだけれど、ちょっと、短絡的発想かもなあ、と思うのです。

パン食=釘、かもしれんわけです。

 

ちなみに、落語、時そばの勘定をごまかすやり方によっても、僕らは日々騙されているかもしれないなあ、と思う。

時そばは、簡単にいえば、「あ、UFOだ!」とびっくりさせたうちに、財布をひったくるようなやり口です。つまり、どうでもいいことに注意を向け、注意散漫にしたところを、襲う!ちょっと、かっこいい。)

 

定期的に新しい健康法流行るわけですが、その多くは、「釘のスープ」や「時そば」的発想を用いれば、「一概にそうはいえんのとちゃん」と突っ込めるものだったりします。

まあ、健康になりさえすれば、めでたしめでたしですが。

この方法のおかげで、私は健康になりました。一生、この方法を信じ続けます、ってのも、人から利用され放題って感じで、ちょっと危ないかもしれません。